外国の企業・外国人に向けたサポート

CASE 30 韓国の美容施術が受けられるクリニックを銀座で開業。開業資金の調達が暗礁に乗り上げるなか、BDCTのサポートで次々と難題を解決

珉英
韓国みにょんクリニック
院長
珉英(みにょん)氏
https://korea-m.clinic/

「韓国みにょんクリニック」の院長、珉英(みにょん)さんは、韓国生まれ、韓国育ちの韓国人です。
国費留学生として京都大学農学部応用生命科学科に入学したのが、日本との縁の始まりでした。そして、大学4年生の春休みにHarvard Medical Schoolへの交換留学をきっかけに医師を目指す決意をし、韓国で医学を学び直して美容整形医の道へ進みました。

美容大国と称される韓国は、一般の人でも美容整形への抵抗が少なく、多くの美容整形クリニックが存在しています。技術の高さはもちろん、その手軽さから日本の女性にも注目され、美容整形のために韓国を訪れる人が大勢いしました。
みにょんさんも医学部卒業後、ソウルの大手美容クリニックで数年間勤務しながら糸リフトやヒアルロン酸を用いた施術の症例経験を積み、訪韓した多くの日本の女性も診ました。

韓国みにょんクリニックの商品写真

韓国美容に対する日本女性の関心の高さを実感したみにょんさんは、東京での美容クリニックの開業を決意、日本の医師免許を取得し、東京医科大学病院本院での研修を経た後、都内の美容クリニックに勤務しながら日本での美容診療のあり方や美容に関するニーズなどの理解を深めていきました。

そして、2022年3月、いよいよ韓国式の美容施術が受けられる念願の美容クリニック「韓国みにょんクリニック」を銀座に開業したのです。
しかし、開業に至るには大きな困難が待ち受けていました……。

ビジネスコンシェルジュ東京(BDCT)によるサポート

  • 資金調達サポート

東京を拠点に選んだ理由

“銀座”のブランド力が魅力でした
2018年に東京医科大学病院本院で研修医として勤務し始め、2019年9月からはかけもちで都内の複数の美容クリニックで診療を行っていました。
もとより東京には美容に関心の高い人が多いですし、開業するのであれば東京、と決めていました。なかでも銀座は第一候補でした。ほかにも新宿と表参道を考えていましたが、やはり“銀座”のブランド力は魅力でした。

ビジネスコンシェルジュ東京を利用した感想

日本国内での融資を希望しました
外国人が日本で開業をするのは、ビザ、融資の問題を乗り越えなければなりません。
自分の場合、母国からお金を送金するのは手続きが大変なこともあり、日本国内での融資を希望しました。
融資では永住権の問題、つまり融資を事業計画どおりに返済できるのかどうかと、自分のビジネスの将来性を銀行に納得してもらえるよう説得することが必要でした。

とはいえ、何から始めたらいいのか皆目見当がつきません。そこで、外国人の開業をサポートしてくれるところはないかとネットで調べたところ、BDCTの存在を知りました。東京都が運営している機関なので安心感もあり、すぐに電話連絡し、コンタクトを取りました。

経験豊富なコンサルタントが開業に導いてくださいました
BDCTに最初に電話したのは2021年9月15日でした。早速、担当のコンサルタントがつき、以後、Web面談を中心に資金調達の相談はもちろん、事業計画や収支計画をはじめ、開業に向けて準備すべきことの具体的なアドバイスなど、さまざまな相談に応じてくださいました。
また、関連機関の東京開業ワンストップセンター(TOSBEC)と連携し、経営管理ビザ取得のサポートも受けました。

とくに銀行から融資を受けるための手法や複数行との折衝、準備すべきクリニックの収支計画、韓国美容整形の日本での市場性アピールなど、銀行とのやり取りにまったく不慣れな私をしっかりサポートしてくださったことは、本当に有り難かったです。
融資の相談では日本の銀行マンを相手にいろいろと説明をしなければなりません。不安な気持ちでいっぱいでしたが、担当のコンサルタントの方が面談に一緒に来てくださり、とても心強く、助かりました。
最終的に融資を受けることになった銀行との折衝も、コンサルタントの方が最初から同席してくださり、融資承認に導いてくださいました。

また、事業計画書の作成に際しても、どこをポイントにして書けば良いかなど具体的にさまざまなアドバイスをいただけ、助かりました。

BDCT、とりわけ担当コンサルタントの方のサポートがなければ、資金調達も含め、2022年3月のクリニック開業には至らなかったと思います。
しかも、一連のやり取りのなかで、コンサルタントの方の幅広い知識、豊富な経験を積んできた方であることがしっかりと伝わってきました。担当コンサルタントの方には感謝の言葉しかありません。

私は日本語ができますが、担当してくださったコンサルタントは英語が堪能の方でした。ですので、日本語が不自由な人でも英語でコミュニケーションがとれるので心配いりません。BDCTであれば、こちらの要望をきちんと理解していただけ、適切なサポートをしてくださると思います。

今後のビジネス展開

正直であり、ルールを守ることの大切さ
クリニック開業までの苦労した道のりのなかで学んだことは、正直であること、ルールを守ることの大切さです。加えるならば、和を大切にすること、もです。とくに、日本においてビジネスをし、暮らしていくためには、それらはとても重要なことです。
言い換えれば、正直であり、ルールを守り、和を大切にすれば、外国人であっても差別などなく信用してもらえるということです。自身の体験から、私はそう信じています。

韓国の美容施術で、より多くの“笑顔”と出会いたい
コロナ禍にあって、美容整形のために訪韓することは難しくなっています。そうしたなか、銀座にあって韓国の美容施術が受けられる当クリニックに対する期待は高まっていると考えます。
しかし、大切なことは、日本に根をはり、お客様のニーズをきちんと受け止めながら韓国の美容施術を広め、多くの“笑顔”をつくることだと考えています。
次世代につなぐ、自分が自分らしくいられるための美容施術の普及――当クリニックはそのために開業しました。